脂肪肝の改善

脂肪肝は安静にするべき病気か

脂肪肝になったら安静にするべきか

 

肝臓病になると肝機能が低下して疲れやすくなったり、だるいといった症状が出る場合があります。

 

 

そのため、肝臓病は安静にしていた方が良いような気がしてしまいますよね。

 

ですが、脂肪肝になった場合には、安静にしていることが回復につながるとは言えません。

 

脂肪肝は肝臓に脂肪が溜まっている状態ですから、安静にすることで余計に太ってしまう可能性があります。

 

 

安静にすることで運動不足になると、内臓脂肪が増え、脂肪肝が悪化してしまうという訳です。

 

 

脂肪肝は食後は安静にした方が良い

 

脂肪肝の改善のために安静にするべきタイミングは、食後です。

 

食べた後は肝臓が最も働く時です。体や頭を動かすとそちらに血液が行ってしまいます。
横になることで肝臓の血液量が上がるので、食後30分くらいは横になって安静にすると肝臓への負担が軽減されます。

 

ただし、食後は安静にした方が良いからといって、寝る前に食事をして食べた直後に睡眠をとるのはおすすめできません。寝ている間に内臓が消化活動をしていることで睡眠の質が低下し、翌日のだるさや食欲不振などの原因になります。

 

 

脂肪肝の改善には運動が効果的

 

脂肪肝だからといって安静にするのではなく、脂肪肝だからこそ、体を動かす習慣をつけることが効果的です。

 

激しい運動をすると体に負担がかかってしまうので、軽い運動を毎日続けるようにしましょう。昼〜夕方の間に運動をするのがおすすめです。まだ体が目覚めていない早朝はケガをしやすく、夜の運動は目が冴えてしまい睡眠の質に影響するからです。

 

ウォーキングは手軽にできる運動としておすすめです。天気の良い日に散歩に出かけるのも効果があるので、運動習慣が無い場合には、体を動かす機会を増やすことから始めてみてください。

 

 

まとめ

 

脂肪肝の時には安静にするべきか、ということについてお話ししました。肝臓病は安静にした方が良いと言われることもありますが、脂肪肝の場合には適度に運動をして脂肪を落としていくことも大切です。