脂肪肝の改善

肝臓が太ると脂肪肝という病気に

肝臓が太る病気とは

 

肝臓が太る病気があります。

 

 

肝臓が太る病気は脂肪肝と呼ばれており、肝臓に脂肪がついてフォアグラ状態になってしまう病気です。

 

以前は肝臓が太るだけであればそんなに害はないと考えられていたようですが、最近では脂肪肝は様々な病気を引き起こすきっかけになるとして、早期治療が推奨されています。

 

 

肝臓が太ることで脂肪肝になると、肝炎や肝硬変、肝臓がんなどの肝臓病に進行したり、糖尿病や高脂血症、動脈硬化による心筋梗塞などの生活習慣病を併発する可能性が出てきます。

 

肝臓が太るということは、様々な病気になるリスクが高くなるということなのです。

 

 

肝臓が太る病気の原因と対策方法

 

肝臓が太る病気になりやすいのは、肥満症やメタボなど、太っている人に多いです。

 

肝臓に脂肪が蓄えられてしまうことで肝臓が太る訳ですから、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足などが主な原因になります。

 

逆に、栄養不足の場合でも脂肪肝になります。栄養が不足することで飢餓状態となり、次にいつエネルギーが取り込めるか分からないので脂肪を蓄えておこうとしてしまうのです。

 

精神的なストレスがかかることでも体が飢餓状態だと勘違いして脂肪をためてしまう可能性があります。

 

脂肪肝を治すには腹八分目や栄養バランスの良い食事、適度な運動など生活習慣を改善させることが効果的で、自力で治せる可能性が高い病気です。自覚症状がほとんどありませんから、健康診断で肝臓の数値を見て脂肪肝かな?と気が付く場合が多いです。

 

 

肝臓が病気になると太る?

 

肝臓が太ることで脂肪肝という病気になりますが、反対に肝臓が病気になっている場合の症状として太る、ということも考えられます。

 

肝臓は脂肪の代謝や消化活動なども行っていますから、肝臓が病気になって機能が低下すると太りやすくなることはあるでしょう。肝臓が弱ると、疲れやすくなったりだるさを感じたりすることがあり、自然と運動不足になって太る、ということも考えられます。

 

むくみなどが現れて太る可能性もあります。太ることで肝臓が病気になり、肝臓が病気になることで太る…という悪循環ですね。

 

ただ、栄養不足やストレスが原因の脂肪肝などのように、痩せていることで肝臓の病気になる可能性もあります。太っているから肝臓が病気だとか、痩せているから安心だとか、一概には言えないのです。

 

 

まとめ

 

肝臓が太る病気についてお話ししました。肝臓が太ると脂肪肝という病気になります。肝臓が太る病気を予防し改善するためにも、生活習慣を正していきましょう。