脂肪肝は遺伝する病気か
脂肪肝は遺伝するのか
脂肪肝は遺伝する病気なのでしょうか。
家族の誰かが脂肪肝になっている場合など、脂肪肝は遺伝するのか気になりますよね。
脂肪肝は、直接的に遺伝するというよりも、生活の仕方などの遺伝によって発症しやすくなる、といったことがありうると考えられています。
脂肪肝そのものが遺伝するというよりは、脂肪肝になりやすい体質や性格、食の好みなどが遺伝する可能性があるということです。
脂肪肝は間接的に遺伝する？
遺伝的にコレステロールが高い、糖尿病になりやすいなど、遺伝によって病気が起こりやすくなることがありますよね。
脂肪肝も、こうした脂肪肝を引き起こす要因となるような体質が遺伝することで脂肪肝になりやすくなるということはあるでしょう。
また、家族では同じ内容の食事をしていることが多いため、食事内容の偏りや栄養不足などが原因の脂肪肝は、家族で発症することもあるでしょう。そうなると、脂肪肝は遺伝する病気に感じられるかもしれません。
ですが脂肪肝の場合は直接遺伝するというよりは、家庭内で生活習慣が似ることで脂肪肝が間接的に遺伝する病気と言えます。
肝臓の病気は遺伝しないと言われており、家族に脂肪肝になった人が多い場合は生活環境が似たため、もしくはや脂肪肝になりやすい体質が遺伝したためと考えられます。
もし家族で脂肪肝になった人がいる場合には、何が原因で脂肪肝になったのかを明確にしておくと良いでしょう。家族が脂肪肝になった原因が分かれば、他の家族も脂肪肝にならないように予防することができます。
まとめ
脂肪肝は遺伝するのか、ということについてお話ししました。脂肪肝は間接的に遺伝する可能性がある病気ですので、家族が脂肪肝になった場合には、他の家族も脂肪肝対策をすると良いでしょう。