毎日の飲酒で肝臓はどうなる?
毎日飲酒すると肝臓に悪い?
毎日飲酒をしていると、肝臓にも影響がでてきます。
毎日の飲酒によって取り込まれたアルコールを分解するのは肝臓です。お酒を毎日飲んでいれば、その分アルコール分解の量も多くなりますから、肝臓への負担も大きくなります。
また、肝臓がアルコール分解をしていると、脂肪の代謝にまで手が回らなくなり、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝になりやすくなります。毎日の飲酒を続けたり、量が多かったりすると肝硬変や肝臓がんのリスクも出てきます。
肝臓の病気を防ぐためにも、毎日の飲酒には注意が必要です。
肝臓への負担を減らす飲酒方法
毎日の飲酒量の目安は、1日1合弱、ビールなら中瓶1本分ぐらいと言われています。ただ、女性や高齢者の方はもっと少ない方が良い場合もありますし、アルコールに弱い方は飲酒をしない方が良い場合もあります。飲酒の量には個人差があるので、飲み過ぎないように注意しましょう。
飲酒をする際も、空腹時の飲酒は肝臓に負担がかかるので、何か食べてからお酒を飲むようにしましょう。飲酒の合間に水やお茶を飲むことも大切です。お酒はアルコール濃度の薄いお酒の方が肝臓への負担も少なくてすみます。
また、毎日のお酒だけでなく、一緒に食べるおつまみにも注意が必要です。おつまみでカロリーを摂りすぎると、肝臓に脂肪がつく脂肪肝の原因になります。豆腐やサラダ、枝豆などのあっさりしたおつまみを選び、腹八分目までを心がけると太りにくくなります。
また、毎日の飲酒や夕食は寝る3時間前までにしましょう。肝臓は食後に最も働きます。睡眠中に肝臓がしっかり休めるよう、寝る前の飲酒は控えましょう。
肝臓の負担を減らすためには、毎日飲酒をするのではなく、週に2日の休肝日を作ることが効果的です。2日の休肝日は続けてとるのではなく、2〜3日おきに1日肝臓を休ませるような形でとっていきましょう。
まとめ
飲酒を毎日続けることによる肝臓への影響についてお話ししました。毎日の飲酒は肝臓に負担がかかります。休肝日を作ったり寝る前の飲酒を控えるなどして、肝臓への負担を減らし、肝臓病を予防していきましょう!