脂肪肝の改善

肝臓が悪いと太る?

肝臓の状態が悪いと太ることがあります。

 

 

肝臓はアルコールの摂取や食べ過ぎ、不規則な生活習慣などによって悪い影響を受けてしまいます。消化活動を行う中で、大量のアルコール分解や食べ過ぎた食べ物の処理が肝臓に負担をかけてしまうのです。

 

肝臓が疲れるとアルコール分解や栄養の処理がおろそかになり、脂肪がつきやすくなって太る原因となってしまいます。

 

 

肝臓が悪い状態が続くと、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝になったり、さらに進行して肝硬変や肝臓がんになる可能性も出てきます。

 

ただし、肝臓が良い状態か悪い状態かというのは自分で判断するのは難しいです。肝臓が悪いからといって必ずしもお腹周りが目に見えて太るとは限らないからです。見た目が太っていなくても、肝臓に脂肪がついて肝臓が太る場合があります。

 

体が太るのではなく肝臓が太る状態という、隠れ脂肪肝の可能性もあるため、肝臓に悪い生活をしているかもしれない、という方は注意が必要です。

 

 

肝臓が悪い状態を改善して太るのを防ぐ方法

 

肝臓に悪い習慣としては、飲酒、食べ過ぎ、寝る前の食事、運動不足、睡眠不足があります。

 

特にお酒の飲み過ぎと食べ過ぎは肝臓が太る原因としてよく挙げられる悪い習慣ですので、すぐに改善していきましょう。

 

肝臓の数値が悪い場合には、禁酒をするのが効果的です。しかし、アルコールの大量摂取は肝臓に悪いと分かっていながらなかなか止められないという方も多いでしょう。

 

どうしてもお酒が飲みたい場合には、1日に日本酒換算で1合までにし、空腹時を避けて飲むと肝臓への負担を軽減できます。お酒と一緒に水も飲むようにしましょう。

 

お酒を飲まない人でも、食習慣が悪いと肝臓を悪くして太る可能性があります。肝臓に悪い食習慣としてよくやってしまいがちなのが、満腹以上に食べてしまう事と、寝る前に食事をしてしまうことです。

 

肝臓への負担を減らすためには、腹八分目の食事と、寝る前3時間は食事と飲酒をしないことが効果的です。

 

 

まとめ

 

肝臓の状態が悪いと太る原因となることがあります。また、見た目では太っていなくても、肝臓が太る脂肪肝になることがあります。肝臓に悪い習慣を改善させて、太るのを予防していきましょう。