脂肪肝を見た目で見分けるには
脂肪肝を見た目で見分けるには?
脂肪肝になっているかどうか、見た目で判断する方法はあるのでしょうか?
実は、脂肪肝は見た目で分かるものではありません。
脂肪肝の原因はほとんどが食べ過ぎとお酒の飲み過ぎですから、見た目が太っている人は脂肪肝の危険性が高いイメージはありますよね。
しかし、見た目が太っているからといって必ずしも脂肪肝とは限りません。
脂肪肝は肝臓に脂肪がついている状態です。体内の脂肪ですから、見た目では分からないのです。ただし、エコー検査で見ると脂肪肝が見た目で分かります。
ですから、見た目が痩せていたとしても、脂肪肝ではないとは言い切れないということです。
脂肪肝を体の外からの見た目で見分ける方法はないのです。
脂肪肝は自覚症状がないから怖い!
脂肪肝は見た目では分からないことに加え、自覚症状もほとんどないと言われています。
そのため、脂肪肝を放置してしまう方も多いでしょう。
しかし、脂肪肝は放っておくと肝硬変、肝臓がんという死亡リスクのある病気に進行してしまう可能性があります。
ただ、全く自覚症状がないとは限りません。脂肪肝で肝機能が低下し血流が悪くなることで、疲れやすくなったり、ぼーっとしたり、といった症状が現れることもあります。
しかし肝臓の痛みや不快感、変色やできものなどの見た目の分かりやすい自覚症状はありません。普段から入念な体調管理をしている人でさえ、見落としてしまう可能性があります。
自覚症状がほとんどなく見た目では分からないからこそ、脂肪肝は恐ろしい病気なのです。
もし脂肪肝だと言われたら、見た目の変化や自覚症状が感じられなくても、進行する前に食生活や生活習慣を改善させ、しっかりと対策していくことが大切です。