なぜ脂肪肝にオルニチンが良いのか
脂肪肝にオルニチンが良い理由
オルニチンには、代謝を高めて脂肪を落としやすくしたり、肝臓への負担を軽減させたりする働きがあります。
脂肪肝は肝臓に脂肪が溜まって肝機能が低下してしまう病気ですから、脂肪肝の時にはオルニチンは積極的に採っていきたい成分です。
そこで、オルニチンの具体的な脂肪肝への効果や、オルニチンが含まれている食品などをご紹介します。
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き1
- アルコールによる疲労を回復
オルニチンには肝臓の働きをサポートする作用があるので、アルコールを飲んだことによる二日酔いや疲労などを回復させる効果があります。お酒を飲む人には嬉しい効果ですね。
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き2
- 太りにくくなる
オルニチンには、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールというホルモンを減らす働きがあります。
コルチゾールが増えると食欲が増加したり、疲れが回復しにくくくなったり、免疫機能が低下したりします。
結果、寝不足や食べ過ぎによって代謝が悪くなり、太りやすくなります。そんなコルチゾールをオルニチンは抑えてくれるので、太りにくくなります。
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き3
- 筋肉が増え、脂肪を落としやすくなる
オルニチンには成長ホルモンの分泌を促す働きがあり、傷ついた筋肉の細胞を修復させる効果があります。
そのため、オルニチンを摂ると効率よく筋肉をつけることができます。筋肉が付くと脂肪燃焼効果が上がるので、脂肪肝で肝臓についた脂肪も落としやすくなるのです。
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き4
- 肝臓での解毒作用を助ける
食べ物が消化されると、アンモニアなどの有害物質が生まれます。
その有害物質を解毒するのが肝臓の仕事なのですが、オルニチンはその解毒をサポートする働きがあるので、肝臓への負担を和らげてくれます。
ついつい食べ過ぎてしまう方には嬉しい働きですね。
脂肪肝に嬉しいオルニチンの働き5
- 肝機能が向上する
オルニチンを摂ると代謝が上がり、脂肪肝になってしまった肝臓の脂肪を落としやすくなります。
またオルニチンは肝臓の働きを助ける成分ですから、肝臓の負担も減るため、結果的に肝機能の向上につながるのです。
オルニチンが含まれている食品
というわけでオルニチンは脂肪肝の時には積極的に摂っていきたい成分なのですが、オルニチンが含まれている食品は少ないです。
- シジミ
- ヒラメ
- チーズ
- えのきだけ
などの食品にオルニチンが含まれていますが、一番多く含まれているのは「シジミ」です。
ですから食事でオルニチンをたくさん摂って脂肪肝を改善させたい方は、シジミ汁などがおすすめです。
まとめ
オルニチンは脂肪肝に嬉しい働きがたくさんあります。ぜひオルニチンを食生活に取り入れて、肝臓を元気にさせていきましょう!