脂肪肝の改善

脂肪肝の怖さはどこにあるのか

脂肪肝の怖さとは

 

脂肪肝は本当はとても恐ろしい病気です。

 

 

しかし、脂肪肝は肝臓に脂肪が溜まっている状態な訳ですから、そんなに問題がないような気もしてしまいますよね。

 

脂肪肝の怖さとはどういうところにあるのでしょうか。実は、脂肪肝の怖さは、あまり怖さを感じられずに油断してしまいがちなところにあります。

 

そこで、脂肪肝の怖さをご紹介していきます。

 

 

脂肪肝の何が問題なのか、怖さを知って脂肪肝をすぐに対策していきましょう。

 

 

脂肪肝の3つの怖さ

 

脂肪肝の怖さ1
  • 自覚症状がないため手遅れになりやすい

 

脂肪肝の怖さは、自覚症状がほとんどない病気であるという点にあります。

 

脂肪肝で肝臓の機能が低下していると、疲れやすい、だるい、ボーっとする、肩がこるなどの症状が現れる場合もありますが、分かりにくい症状ですよね。

 

検査で脂肪肝だと分かっても、痛みや吐き気などの分かりやすい症状が出ないために、治療を後回しにしてしまうことが少なくありません。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、肝臓病は自覚症状が分かりにくいです。気付いた時には手遅れになっている可能性がある、というのが肝臓病の怖さですね。

 

 

脂肪肝の怖さ2
  • 生活習慣病を併発しやすい

 

脂肪肝になっているということは、生活習慣に問題があることが多いです。

 

食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足や睡眠不足など、生活に問題があると、生活習慣病も引き起こしやすくなります。動脈硬化による心筋梗塞や、糖尿病、高脂血症など、肥満の人がなりやすい生活習慣病には注意が必要です。

 

 

脂肪肝の怖さ3
  • 肝臓病に進行する危険性がある

 

脂肪肝は放置すると、肝硬変や肝臓がんなどの肝臓病に進行する可能性があります。脂肪肝の怖さは脂肪肝自体にあるというよりも、こうした別の病気を引き起こすきっかけになる点にあります。

 

しかも自覚症状が少ないために、どのくらい進行しているのか自分では分かりにくいところも脂肪肝の怖さです。脂肪肝が進行して肝硬変や肝臓がんになると、死に至ることもあるので、脂肪肝が見つかったらすぐに治していく必要があるのです。

 

 

まとめ

 

脂肪肝の怖さについてお話ししました。脂肪肝の怖さは自覚症状がないことや別の病気を引き起こしやすい点にあります。脂肪肝の怖さを把握し、脂肪肝になってしまったらすぐに改善に取り組んでいきましょう。