脂肪肝による疲労感
脂肪肝からくる疲労感
脂肪肝になっていると、疲労感やだるさ、集中力の低下を感じることがあります。
脂肪肝は肝臓に脂肪が溜まっている病気で自覚症状がほとんど現れない病気です。
症状が現れないとはいえ、脂肪肝が悪化すればするほど肝臓の機能は弱まっていきます。
肝臓は有害物質の解毒や脂肪の代謝など大切な役割を担っている内蔵ですから、機能が低下すれば全身の疲労感として症状が現れ始めます。
肝臓は沈黙の臓器と言われ、病気になっても痛みなどを感じることがほとんどありません。脂肪肝が進行すると肝硬変や肝臓がんになる可能性がありますが、腹痛や発熱といった症状が現れた時にはかなり進行してしまっている可能性があります。
疲労感を感じるほどに脂肪肝が進行している場合は、がんにならないためにも早急に治療を始めることが大切です。
疲労感があると脂肪肝?
脂肪肝の自覚症状として疲労感を感じることがありますが、疲労感があるからといって必ずしも脂肪肝とは限りません。最近疲れやすい、寝ても疲労感が抜けない、ボーっとする、といった自覚症状だけでは脂肪肝とは言い切れないのです。
ただ、お酒をよく飲む、早食い、大食い、偏食、少食、肥満、メタボのいずれかに当てはまり、かつ疲労感があるという場合には検査をした方が良いかもしれません。
脂肪肝と疲労感の改善方法
疲労感をともなう脂肪肝の改善には、食生活を整えることと運動することが効果的です。
栄養バランスの良い食事でしっかり栄養をとり、腹八分目を守り、アルコールを控えた食生活で脂肪肝と疲労感を改善させていきましょう。筋トレや軽い運動をして食べた分のエネルギーを消費し、筋肉をつけることも脂肪肝の改善につながり、疲労感も回復しやすくなります。
まとめ
脂肪肝と疲労感についてお話ししました。疲労感は脂肪肝になると現れる症状の1つです。生活習慣を整えて、脂肪肝と疲労感を改善させていきましょう。